この記事ではスラムダンクを愛してやまない『kissy』が、【宮城リョータ】の名言を深掘りして書いています。
今回は『ドリブルこそチビの生きる道なんだよ‼』をご紹介します。
映画館でこのシーンを見たときは、カッコよすぎて頭のてっぺんからつま先まで震えました。ここではそんなカッコいいシーンが生まれた背景や試合状況を考察しています。
kissy はこんなひと
※ここで紹介する記事は 【SLAM DUNK新装再編版 20巻】に収録されています。
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チェックポイント
※この記事は本編のネタバレを含みますのでご注意ください。
まず、リョータは何故この名言を言い放ったのでしょうか?
作者が書いたからでしょ?
という、ごもっともな意見は今は置いときましょう。
ここではあくまでリョータ自身にフォーカスして考えてみます。
以上をまとめると…
『身長が低いコンプレックスがある中で小さくても勝てるポイントをみつけだし、そして全国で通用するまで磨き上げてきた自負』
この思いから名言が生まれたのではないでしょうか
弱者が強者に勝つ戦い方で『ランチェスター戦略』というものがあります。簡単に言うと『ここだけは勝てる』というポイントを絞り、集中的に攻めることです。
ビジネスにも使える!
漫画版で読みやすい!
『一点突破の槍』それがリョータにとってドリブルだったのでしょう。
しかしここで疑問が出てきます。
長い期間、集中して意志を貫くには原動力となる思いが必要です。
リョータを動かしていた思いは何だったのでしょうか?
納得しました。
時間は後半残り1分59秒。
スコア 湘北 69-74 山王
湘北が追い上げムードのなか、山王がこの試合初めてタイムアウトを取った。さすがの山王も試合終盤に追い上げられて焦ったのか。
しかしタイムアウト終了直後、湘北の猛追をさえぎる深津のノールックパスから河田の豪快ダンク!
追い上げられるプレッシャーを楽しむかのような鋼のメンタル。
赤木『そうだ 相手はあくまで』
河田のダンクのあと、湘北ボールで宮城がボールを運ぼうとしたその時‼
山王がゾーンプレスを仕掛けてくる。
引用 ”考えるバスケットの会”
ここで改めて残り時間と点差を見てみよう。
【 残り時間1分45秒 スコア 湘北 69-76 山王 】
この時間と点差の場合、負けている湘北がリスクを取って仕掛けるのが普通です。勝っている山王からすればボール回しで時間を使ったりディフェンスをしっかりすれば負ける要素はありません。
なぜ堂本監督はゾーンプレスを選択したのか。
点の取り合いで無敗を貫いてきたんですかー‼
リョータはゾーンプレスを突破しようとドリブルを仕掛けます。しかしプレスをかけているのは深津と沢北。
超高校級2人のダブルチームを一体誰が抜けるでしょう?
しかも疲労の溜まっている後半、リョータに前半のような体のキレはもうありません。
晴子『宮城さん‼』
彩子『リョータッ‼』
晴子の祈る気持ち、彩子の鼓舞する叫びの中でリョータは自問自答する。
磨き上げた武器を信じた!
この記事でご紹介した名言は第268話で登場します。
目当てのシーンをみたくて購入する人や、すでにもってて読み返したい人は以下を参考にしてください。
スラムダンクの漫画は
と、3種類発売されていて、それぞれの収録巻は▼
ジャンプコミックスだと30巻
完全版だと24巻
新装再編版だと20巻
に、収録されています。
宮城リョータの名言の一つ『ドリブルこそチビの生きる道なんだよ‼』をお届けしました。
レッグスルーで沢北の重心がわずかに動いたのを見逃しませんでしたね。
原作と映画をかけ合わせて名言のカッコよさを書いてみました。原作映画ともに名言のシーンは鳥ハダが立つほどカッコいいです。
ぜひどちらも楽しんでみてくださいね。
スラムダンクは、バスケットボール漫画の名作として今なお多くの人に愛され続けています。また、その高い人気にともなって、多くのコミックやグッズが発売されており、楽しみかたも様々です。
一方で楽しみかたが多いために、人によってはどれを選ぶか迷ってしまうかもしれません。
以下のページではスラムダンクを楽しむために、漫画家イラスト集などをわかりやすくまとめています。
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